22:名無しNIPPER
2015/04/01(水) 22:08:09.71 ID:283UGwJ8O
平謝りする警官に見送られ、彼女と二人で交番を出る。
彼女はあんな事があったというのにどこ吹く風という感じだ。
…しかし、今時の子は制服にピアスやネックレスが許されるんだなあ。
「…さっきは、ありがとうございました」
「いいよ。それに君に、用があったから」
「…?」
そう。
本題はこれから。
「実は僕さ、アイドル事務所のプロデューサーなんだけど」
「…は?」
「一目見た時から、ずっと目が離せなくてさ」
「…そういう魂胆だったんだ…。ナンパなら、その辺にいる奴にしてくれる?…呆れた」
軽蔑の眼差しで僕を見て、そのまま踵を返し行ってしまった。
…僕ももう41だったな。
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