55:名無しNIPPER
2015/04/02(木) 20:32:53.19 ID:JhNxPlb40
…。
……。
………は?
「14人?」
「はい!……GACKTさんが選んだんですよ?」
選び過ぎだよ。
…僕。
「面接という訳ではないですが、一人ずつ条件等の確認もしますので、話し合いをして頂きますね!」
…。
「え、僕と?」
「はい!と言っても一人5分程度だと思いますからそれ程時間はかかりませんよ?」
全員やったら一時間以上はかかるぞ。
簡単に言うんじゃないよ。
「あ、でも…あの三人は特別ですかね?」
ですかね?って何?
「彼女達はまだまだ新人ですし、空気に慣れてもらわなくてはなりませんから、レッスンから始めてもらうんです!」
「そっか。……え?そうなの?」
「はい!…そういえば、そろそろ来る時間ですね」
「へー」
僕の知らない所で何時の間にか色々進んでいるみたいだ。
いや、僕が把握してないだけかな。
「ですが、その前に!」
そう言うとちひろは僕に向かって右手を突き出した。
小さい手の中には、栄養ドリンクのような物が握られている。
蓋が星の形をしている、変わったドリンクだ。
「…何これ」
ちひろはそれを僕に渡すと、にぱっと聞こえてきそうな笑顔で。
「私からの差し入れです!これで朝の眠気を吹き飛ばして頑張って下さいね!」
「…いらないよ?」
「ええっ!?」
栄養ドリンクなんて、飲まないし、好きじゃない。
「そ、そんなあ…」
そんな絶望の顔をされてもなあ。
「…とりあえず貰うよ。ありがとう」
こういうのより、野菜スムージーの方が良いと思うんだけどな。
…ま、貰うだけで喜んでくれるなら貰うしかないか。
…しかし事務員、か。
「?」
YOUに伝えてやりたいな。
346プロは事務員もアイドル級だって。
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