過去ログ - 島風「ねえ、遊ぼうよ」提督「…」
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10: ◆mJYktyOCD6[saga]
2015/04/03(金) 22:25:20.71 ID:WCDMkncE0
ほんの少し、だが誤って落としてしまわないように、菓子をかじる。
どうしてこんなことをしているのだろう。
なぜ断れなかったのだ。言いようはいくらでもあった。
そんな自責の念が湧いて出る。
またゲームが進んだことを感じる。こちらもまた一歩、ゲームを進める。
提督は自分が女性に甘いことを知っていた。困っているとついつい手を出してしまうし、逆にわざと良識に欠けた冗談で困らせたこともあった。
だが彼女たちの心にだけは、気を配り続けた。
島風にかまうようになったのもそれが理由だろう。
心に傷をつけることは自分が許さなかった。たとえどんなどす黒い欲求が目の奥に宿ったとしても、抑制し続けた。
ほんの少し、気を許してしまった。このゲームの最後にどんな結末が待っているかを知っておきながら、初めて自分を抑えきれなかったことに身が震えた。
おそらく、四分の一ほど食べ進めた。随分と時間が長く感じる。
目を開けることは彼女を裏切ることになる。無意識に、ぎゅうっと力を込めた。
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