過去ログ - 勇者「腹部に短剣が刺さり、そのまま絶頂した」【R-18】
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49: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/04/04(土) 08:06:09.60 ID:sFCa58X9o

(見慣れた魔法だ、初速だけなら全力の俺よりも早い)

 遅れて痛みが激しく燃えあがる。
 その痛み自体は慣れたとは言えないまでも経験のあるものだ。

 だが、最愛の人にそれをされるという異常な事態に精神が悲鳴を上げる。

 むわっ、とした血の臭いが空間に充満していき、それと共に彼の瞳は焦点を失う。
 血はドクドクと溢れ、数分で失血死してしまいそうなほどだ。

「は、ハハハハハッ、アハハハハ」

 その場に縫い止められた勇者は動かない体を滅茶苦茶に揺さぶり、背面の壁に何度も後頭部を打ち付ける。

「《解呪》」

 魔女のその一言でズルズルと勇者の体が壁を伝って地面へと落ちる。


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