過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part12
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50: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2015/04/22(水) 02:24:07.80 ID:HEFpIzrTo

「そんなことよりもさあ、もう脚生えてるのねぇ」

 アーニャの驚愕など気にもせず、女の興味はやはりアーニャの再生能力であった。

「あと腕を何本?あと脚を何十本?どれだけやればいい?

泣いて叫んで呻いて苦しんで発狂してその体を地に這いつくばりながら私に助けを請い始めるのは、いつ……いいい……。

ヒヒ……ギャハハ……いいいい、いつなのかしらぁ?」

 倒れ込み、座っていたアーニャに女はじりじりと近づいていく。
 両手で義手の付け根の辺りをがりがりと引っ掻きながら、もう我慢できないと言いたげに充血した目でアーニャを見下ろす。

「ひっ……」

 思わず喉から小さな悲鳴を絞り出してしまうアーニャ。
 これまで能力の特性から命の危機とは縁遠い人生であったが、今はじめて経験する。
 からからと喉が渇き、全身の筋肉が硬直し、早まっていく心臓の音だけが聞こえる。

 これが命の危機か?これが死への恐怖というのか?
 もはやこれ以上あの女を近づけてはならないと、アーニャの脳は警鐘を鳴らす。

(ああ……この人は、危険だ)



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