過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part12
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◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2015/12/08(火) 00:59:14.50 ID:OBJgOl+No
アーニャにとっても『エトランゼ』は嫌いな場所ではない。
みくや他の従業員とも会えるし、あの店の雰囲気をアーニャは気に入っている。
居心地のいい場所であり、働いていても楽しい場所なのだが何かが違うとアーニャはたまに思うのだ。
「ヤー……わたしは、ここで何をしているのでしょう?」
気が付けばアーニャはエトランゼへとたどり着いていた。
湿気た天気ではあるが、そんなものお構いなしのように今日も店内は盛況の様である。
そしてやはり、ここに立つと感じる心の片隅に沸き立つ小粒の感情。
ここに私は、場違いだ、と
アーニャは裏口に回ると、そこにはメイド服姿の小柄な影。
チーフは白い棒を口に銜えながら休憩を取っていた。
「おや、アーニャじゃないか。こんな時間に珍しい」
近づいてきたアーニャに気づいたのかチーフは口に銜えていたものを取り出し、視線を向ける。
口に銜えていたものは赤いロリポップでありおそらく、イチゴ味であろう。
「食べる?」
チーフは再びロリポップを口に銜えつつ、エプロンのポケットから新たなロリポップを取り出してアーニャに差し出した。
それをアーニャは無言で受け取り、包み紙を剥いだ。
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