過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part12
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◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2015/12/08(火) 01:10:51.00 ID:OBJgOl+No
***
「『メイド特製、ちーずハンバーグ』を頼んでくれるなんてお目が高いにゃご主人様!
このハンバーグははじめに一口メイドさんに分けてくれれば、いっしょに『はい、チーズ』で写真を撮ることができるにゃあ!
え?『みくにゃんはいいです』?なんでにゃあ!?」
エトランゼの店内はいつも通りの賑わいであった。
そんなふつうの日常のおかげで、アーニャ自身もだいぶ落ち着いてきた。
ホールに出たばかりの時の不慣れに見えた接客から、いつもの感覚を取り戻してきたようである。
少し考えごとをしながらでも接客できるようになってきており、先ほどの疑問にも冷静に向き合うことができるようになっていた。
(良く考えてみれば、別に『プロダクション』が特別なだけですね)
テーブルの上に残った食べ終わった後の皿を持ちながら、アーニャは考える。
『プロダクション』を守りたいのは事実であるが、守りたいのはそれだけではない。
アーニャが守りたいのは日常だ。
来たばかりのアーニャも受け入れてくれたこの街の人々を守りたいと思ったのだ。
だからこそのヒーロー活動だと、アーニャは納得をする。
アーニャの居場所は『プロダクション』だけではない。
この街こそがアーニャの居場所であり、守るべき場所であるとアーニャは思うのだ。
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