過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part12
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546: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2015/12/08(火) 01:24:15.90 ID:OBJgOl+No

 直接店に行くことはできなくとも、電話での連絡はできる。
 アーニャはそう思い、携帯電話を探すが、メイド服のポケットには入っていなかった。

「おいてきて、しまいました……」

 来ていた服はエトランゼのロッカーの中であることをアーニャは思い出す。
 急げばまだエトランゼに誰かいるかもしれないとも考えたが、結局アーニャは足を止めた。

「なんだか、とても、疲れました……」

 先日の義手の女の件に続き、今日の出来事である。
 あまりにも失敗を重ね続けているアーニャは精神的にかなり疲労していたため、その場に座り込む。

「でも、なんでエトランゼに、あんなに強い、人が……」

 アーニャは本来そこまで鈍感ではない。
 みくはともかく、のあはどんな時でも隙がないように、ある程度実力のある人物をアーニャは見分けることができるはずだ。
 たしかに紗理奈や未央のようにそう言った雰囲気を隠す術を持つものもいるだろうが、誰もかれもができるわけではない。



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