過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part12
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565: ◆6J9WcYpFe2[sage saga]
2015/12/14(月) 00:46:08.56 ID:gR7gj4JF0
曰く―――

「あいつに銃を預けたら、最高の連射速度と引き換えに全く真っ直ぐ飛ばない銃になって帰ってきた」

「あいつに戦車の改造を任せたら、多脚の戦車になって帰ってきた」

「あいつに予算を渡したら、巨大な人型ロボットを作ろうと計画していた」

そんな曰く付きの技術士官であるが、一部の宇宙管理局の者ですら目を引くような技術力を持っているため、扱いに困っていた。

だが、GDFには彼をこの街の任務に就かせなくてはならない理由もあった。

それは――何とも情けない話だが――憤怒の街に行きたがるGDF士官があまりいなかったのである。

最初は志願者もいたのだが、コラプテッドビークルの報告を聞いて一歩引く士官が相次いだのだ。

だが変わり者はいるもので、彼は憤怒の街の監視任務に志願。

危険手当などの報酬をギリギリまで釣り上げて、この監視任務についた。

だが、どうやら彼にとってはつまらない任務よりも、お金が稼げる物が憤怒の街にはあったらしい………。

(あの場所は………絶対に渡さん!!)

彼は憤怒の街の―――とある場所をにらみ続けていた。

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