過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part12
1- 20
660: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/01/16(土) 19:42:30.40 ID:Ah1rtJBzo

 周子の脳内とは裏腹に、アーニャのことについては話として終わりのような雰囲気になる。


 だがその時、プロダクションの入り口の扉が開き、皆の視線が集中する。

「ドーブラエ ウートラ!おはよう、ございます!」

 入ってきたのは話題の渦中の人物。
 アナスタシアは、先日とは打って変わって上機嫌な様子で現れた。

「あら、アーニャちゃんおはようさん〜」

 紗枝は周子の隣をキープしたまま、現れたアーニャに向かい小さく手を振りながら挨拶する。

「アー!おはようさん、です!サエ」

 アーニャも紗枝に倣う様に挨拶を返す。

「ああ……おはような、アーニャ」

「ダー!周子も、おはよう、ですね♪」

 まるで悩んでいたことが杞憂であるかのように、アーニャの様子は明るい。
 全て吹っ切れたかのような屈託のない笑みを周囲にふりまく。

「機嫌がいいわねアーニャちゃん。何かいいことでもあった?」

 昨日は相当に沈み込んでいたことをピィから聞いていた沙理奈は、アーニャの機嫌の理由を尋ねる。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
833Res/856.52 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice