6:名無しNIPPER
2015/04/04(土) 23:26:39.26 ID:vQZnKn6j0
エリィ「だが、実際に目の当たりにすればそうも言ってられまい?」
突き出していた手の平を翻すとその手には一枚のカード
羽根飾りを携えた幅広の帽子から吊り上げた口元だけを晒しながら軽く飛び上がり両の足で同時に地を鳴らして直立する
エリィ「では、とくとご覧あれ」
カードを宙へ放ってすぐに腰に携えた細剣を抜くと目にも止まらぬ速さで丁寧に切り刻んでいく
カードの切れ端が地面に落ちて、Z-oneが我に返るのと同時にエリィはしたり顔を浮かべ
エリィ「ここで終わらないのが我輩の我輩たる所以だ。それはキミにプレゼントしよう!」
エリィ「もっとも、老人…それも別世界から来たであろうキミに面白さが伝わるかは甚だ疑問が残るがね」
一枚ずつ表面を上にして草原の上に並んだ、紙切れだった筈の物体へ人差し指を逆さに向ける
Z-oneが釣られて視線を遣ると、とても馴染み深く…それでいて酷く懐かしく思える玩具があった
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