過去ログ - 「竜と友達になる魔法だけが存在していた」
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32:名無しNIPPER[saga]
2015/04/10(金) 02:02:27.36 ID:ClDemBeY0
友「さぁハル、修行の成果とやらを見せてくれよ!」

少年「ん、うん……改めてやるとなると緊張するなぁ……」

少女「焦らなくていいからね、ゆっくりで」


約束の丘ではもう、シンシアとバーキが待っていました。

二人ともハルを期待に満ちた目で見ています。


友「んじゃ、俺たちは先に上がっとくぜ……と。『ドライヴ』」

少女「ハルもすぐおいでね。待ってるから」


二人は浮かび上がると、上空5mくらいでピタリと止まりました。


バーキはもちろんの事、シンシアもなかなかの風使いです。

スピードや高度をとにかく求めるバーキに対して、シンシアは遊ぶようにふわふわ飛ぶのです。


少年「二人とも待っててね、すぐいくから」

友「おう! 来い来い!」

少女「頑張れーっ!」


テトは目を覆いたくなりました。

でも、でも、ああでも、やらなければならないのです。


犯した過ちを隠すには、更に大きな過ちを重ねなければなりませんでした。

泣きそうになりながら魔法を使います。


少年「『ドライヴ』」


少年の身体がふわっと浮かびました。





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