過去ログ - 「竜と友達になる魔法だけが存在していた」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/04/11(土) 00:27:47.37 ID:93pVje0T0
楽しそうに笑うハルを尻目に、テトは一足先に家に帰ります。
精一杯の笑顔でハルにおかえりを言わなければならないからです。
テト「うっ……ううっ……」
はっきり言って死にそうに心はズタボロでした。
いっそ誰かにボコボコに殴られて、ありったけの罵声を浴びせられて、殺されてしまえたらどんなに楽になるでしょうか。
でもそんな事をしても救われるのは結局自分一人で、決してハルではないのでした。
そんな身勝手な願いが叶えられるはずもありません。
テト「私は、どんなにか罪深い事を……」
ハルに殺してほしいと思いました。
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