過去ログ - まったく、小学生は最高だぜ!! 百合ver
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◆/BueNLs5lw
[saga]
2015/04/05(日) 15:58:47.51 ID:UROCsVvH0
その日は、布団を敷いて早めに眠った。
起きたら何もかも元に戻っていると思ったからだ。
なぜか彼女も同じ布団に入ってきたので、
私はそこを譲り別の布団を出して、それに丸まって寝た。
同じ空間にいることに耐えられなかったけれど、
追い出しても追い出しても部屋にいるので、
最後には疲れてしまった。
翌日、布団からころんとはみ出た彼女がいた。
「……まだ、いる」
あまりよく眠れず、瞼が重たかった。
寝相の悪い少女は、それだけ見るとただの小学生の女の子だった。
小さく丸まって、くしゃみをしている。
布団をかけ直してやる。
「ん……」
目をこすりながら、覚醒する。
私の腕を掴み、
「……お」
何か言いかける。
そして、目を見開く。
私の顔をその目に焼き付けんばかりに。
「さくら、お腹空いた」
「……」
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