過去ログ - まったく、小学生は最高だぜ!!  百合ver
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24: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/04/05(日) 17:03:10.82 ID:UROCsVvH0
「私を愛してもいないくせに、よくそんなことができるわね」

体に釘を打ち込まれたように、
その言葉は私の脳を揺さぶった。

「同じことを彼にもしていたんでしょ」

「違うよ……私は」

「さくら」

耳元に息を吹きかけるように、彼女は呟いた。
びくりとして、私は肩を揺らす。

「あなたが、認めてくれないとダメなの」

「私は彼を好きだよ……確かに、危ないこともされたけど、でも本当はただの淋しがり屋で。私がいないと、ダメなんだよ……あの人は」

「恐れてはダメよ、さくら。あなたは、彼がいなくても大丈夫なの」

「彼がいなくても大丈夫?」

「そう」

「どうして、そんなこと言えるの」

「私がいるから」

細い腕が、渡しに回される。





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