40:名無しNIPPER[sage saga]
2015/04/05(日) 18:26:12.89 ID:lE2tgw5So
蒸気と交じった眩しさが、今は身体に心地いい。
私の手は、身体は、ことりの形をはっきりと覚えている。
窓の外はまた少し雲が掛かっていて、誰にも見られなかった。
あした、まずは穂乃果と話してみましょうか。
今までのこと、これからのこと。
窓の外の闇ばかり眺めながら、私が言った。
ことりの手に力がこもって、それに答えた。
あした、晴れたらいいね。
私はうなづく代わりに、この手をきゅっと握りしめた。
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