5:名無しNIPPER[sage saga]
2015/04/05(日) 18:10:42.34 ID:lE2tgw5So
うみちゃん、まだいたぁ。 ことりが甘えてくれる。
そうです、海未はここにいますよ。
汗のにじんだ布団の奥で、
寝乱れた髪の毛に沿って付け根の肌へと指を滑らせる。
肋骨の辺りにくすぐったそうな息がこぼれ落ちて、
誰にも聞かせたことのない含み笑いが小さく鳴る。
伸ばした脚の隙間を埋めるように、ことりが両脚を絡ませて擦り寄せる。
もう、たまらないほどなのに、
薄れていく雲間では白んだ明かりが透け始めていて、
私は寝返りを打って無理やり身体を部屋に向ける。
つぶれたことりが腕の中で音を立てる。
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