過去ログ - クルーテオjr「スレイン卿www今どんな気持ちかなwwww」
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3:名無しNIPPER[saga]
2015/04/05(日) 23:39:06.05 ID:aU+fHQfN0
狂喜めいた目で問いかけるjr。


スレイン「……あなたは私をはずかしめたいのか」

jr「はずかしめられているのは私のほうですよスレイン卿。
  いまだ女王の心にはあなたと界塚伊奈帆がいる」

スレイン「いいえ、姫様はそんな未練がましい方では……」

jr「これでも現夫として日々そばにいるのですよそれぐらいはわかる」

スレイン「それで、僕にそれを伝えてどうなさるおつもりか」

jr「姫に消えてもらおうと思いましてね、目障りですから」


この男、厳格すぎるほどに厳格な父の息子であった。
スレインはその徹底ぶりを身をもって知っている。戦慄とともにスレインはひざまずき懇願した




スレイン「お願いです、何でもしますから姫様の命だけは助けてください」


ハークライトをはじめ多くの義士がアセイラム姫のために散った。
そこにスレイン自身が組んだ策略も絡んだ償いはとても完遂できるものではないが、その姫が無

為に命を消されることは、
自身の慕心やアセイラムの言葉ゆえに伊奈帆がとどめを刺さなかったことを省いたとしても、そ

れだけはあってはならなかった。


jr「ほう、何でもすると。スレイン・トロイヤード。
  あなたは確かアルドノア研究の権威の息子だったかな」


突如、冷酷な笑みがふと一瞬、いつもの澄んだ瞳に戻ったように見えたのは気のせいか。


jr「ここでもそれなりに世の中の情報は得ているだろうが、
  知ってのとおりアルドノア起動権に汎用性をもたせる研究が行き詰っている。
  わたしとしてはあのような汚れた女とは1年も一緒には過ごしたくはないのでね。
  この技術が記念すべき我々の成婚一周年までに完成されなければアセイラムを始末しよう。
  代わりにレムリナ姫を改めて迎えれば収拾はつくだろう。
  まあ強制はしないができたならここに連絡したまえ」


固まるスレインを尻目に紙切れを握らせ、


jr「想像するだけに愉快になれたよ。よし、君に恩赦を与えよう。
  このことを人に話すなよ、まあ逆賊の君の話を信じる者などいはしまいが」


高らかに笑い声をあげ去るjrであった。





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