過去ログ - クルーテオjr「スレイン卿www今どんな気持ちかなwwww」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/04/05(日) 23:44:09.85 ID:aU+fHQfN0
エデルリッゾ「クランカインさま、姫さまにあんまりでございます!
これまで短い間とはいえ、あなたの妻として姫さまは……!」
アセイラム「エデルリッゾ」
この喧噪たる場においてもあたかも静かな卓を囲むように穏やかにたしなめるアセイラムに、
エデルリッゾはこらえきれず涙ながらに告げる。
エデルリッゾ「姫さま、このことはわたくしがクランカインさまにお伝えしたのです……!」
アセイラム「いいのです。気づいていましたよ、あなたは昔から隠し事ができないのですから。
事実そうなのですから、汎用起動技術が確立された今、公表をためらう理由のない
ことでもあります」
なんとか侍女の心痛を取り払いたいという慈しみが柔らかなからかいと共に染み入ってきて、
エデルリッゾはその場にくずおれた。
そっと肩を寄せ、クランカインを見上げ朗々と渡る声で呼びかけるアセイラム。
アセイラム「クランカイン卿。すべてあなたのおっしゃる通りです。
どのような仕置きもお受けいたしましょう」
jr「では、アセイラム。その潔さと王家の血筋に免じて命までは取りません。
しかしそれではわたしも面目が立ちませんから、
一つの見せしめに立ち会うことにします」
アセイラム「見せしめ……?」
怪訝な目を、クランカインが合図した先に向けるとそこにはスレインが連行されていた。
アセイラム「スレイン……!」
スレインは忸怩たる面持ちで姫と目をあわせ、その怒りをクランカインにぶつける。
スレイン「どういうことだ、スランカイン。姫をこんな目に遭わせて……!」
jr「どういうことも何も、命は助けただけで十分じゃないか。
わたしがこの集まった人々の笑いものにされていることに比べれば。
さあ、界塚伊奈帆、いるんだろう! 出てきなさい」
ユキ姉「ナオくん」
伊奈帆「大丈夫、行ってくるよ」
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