過去ログ - 吹雪「ビーダマン、ですか?」【艦これ】
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◆7ekwL0V8mo
[saga]
2015/04/05(日) 23:41:03.14 ID:03uZiqeA0
執務室、というものは秘書艦及び旗艦以外の艦娘にはあまり縁の濃い場所ではない。
それこそ普段であれば、まず近寄ることも無い場所だ。現に吹雪の友人の一人などは、「執務室ってどこだかわかんないっぽい!」とおおっぴらに言うほどに。
提督「よく来てくれたね吹雪。わざわざ呼び出してすまない」
以下略
3
:
◆7ekwL0V8mo
[saga]
2015/04/05(日) 23:43:37.85 ID:03uZiqeA0
提督「言うまでもないが、現状では深海棲艦との戦闘は砲撃、あるいは魚雷や艦載機をもっておこなっている」
誰かが頷くのが視界に映る。
提督「……だがつい最近、深海棲艦に対しては砲弾や爆撃よりも効果のある攻撃方法が判明した」
以下略
4
:
◆7ekwL0V8mo
[saga]
2015/04/05(日) 23:44:47.23 ID:03uZiqeA0
何の冗談ですか、と言いたげな吹雪の表情に、提督も自嘲のような笑みを零す。
提督「冗談みたいな話だが、既に検証は重ねられているよ。結果として間違いなく砲弾よりも強い」
長門「……私も初めて聞いた時はにわかに信じられなかったがな。実際に目の当たりにしては信じないわけにもいかん」
以下略
5
:
◆7ekwL0V8mo
[saga]
2015/04/05(日) 23:46:08.47 ID:03uZiqeA0
提督「ビー玉を火薬で打ち出すとビー玉が壊れてしまう。かといって、照準も無く投げるだけだと当たらないだろう」
吹雪「はあ」
提督「そこで作られたのがコレだ」
以下略
6
:
◆7ekwL0V8mo
[saga]
2015/04/05(日) 23:48:19.49 ID:03uZiqeA0
提督「いずれ他の艦娘達にも周知するが、まずは旗艦の五人に一体ずつ換装してもらう。長門」
長門「は。お前たち、これが専用のビーダマンだ。今は試作型だから同じ形だが、改造により各自に合わせた性能に変わっていくだろう」
なにその高性能、そんな呟きが誰かから漏れる。呆れの色が含まれたそれに、吹雪も内心大きく頷く。完全に同意である。
以下略
7
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名無しNIPPER
[sage]
2015/04/05(日) 23:48:30.25 ID:CLZQ55sh0
スパビー?バトビー?クラビー?
8
:
◆7ekwL0V8mo
[saga]
2015/04/05(日) 23:55:18.20 ID:03uZiqeA0
―吹雪達の部屋―
夕立「これが秘密兵器なんて嘘っぽーい!」
やっぱり、と予想通りのリアクションに吹雪も思わず頷いてしまう。
以下略
9
:
◆7ekwL0V8mo
[saga]
2015/04/05(日) 23:58:28.34 ID:03uZiqeA0
―第五遊撃部隊―
ビーダマンは立派な艤装である。
そう言われてしまっては、同じ部隊の面々に見せないわけにはいかない。曲がりなりにも武装であるのなら隠していては勿体ないし、旗艦に配備されたと話すことを禁じられたわけでもないのだから。
以下略
10
:
◆7ekwL0V8mo
[saga]
2015/04/06(月) 00:06:01.17 ID:pfS/h6fi0
北上「そだ、艤装って事なら訓練で使えばマトモに動くんじゃない?」
吹雪「は、はい。提督もそんなことを」
言ってました。そう続けようとする言葉は、現れることなく露と消えていく。覆いかぶさる大きな声によって。
以下略
11
:
◆7ekwL0V8mo
[saga]
2015/04/06(月) 00:13:01.01 ID:pfS/h6fi0
吹雪「ええと、的を狙って」
ビーダマンの頭を基準に照準を合わせるが、ここで重大な問題があることに気付く。
吹雪「うぅ、海面が揺れて照準が定まらないよ……」
以下略
12
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◆7ekwL0V8mo
[saga]
2015/04/06(月) 00:19:16.65 ID:pfS/h6fi0
―入渠所―
お湯の中に裸体を沈めた吹雪。海面から出る幼い胸の先が、ほのかに赤らんでいる。
吹雪「ひ、酷い目にあったよぉ……」
以下略
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