過去ログ - 吹雪「ビーダマン、ですか?」【艦これ】
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81: ◆7ekwL0V8mo[saga]
2015/04/19(日) 19:08:40.06 ID:VOLGeVjM0
撃ち合いの間に起きたことは、言ってしまえば意味も無いことだった。

ある程度押し込んでも、装填までの間に敵の連射を受けて押し戻される。その繰り返しでしかない。

瑞鶴「ダメよこれじゃ! 決定打が足りないッ!」

加賀「戦艦の一撃も決定打たりえないんじゃ、消耗戦ね……ビー玉の残りは?」

北上「残弾率20%ってとこかな。敵さんはー、まだまだって感じ?」

大井「ああもう! なんなのよ!」

金剛「……ブッキー、相談があるデース」

吹雪「そ、相談?」

パシュ、と撃ち出しながら、吹雪は戸惑いつつも金剛の言葉に耳を傾ける。そこから出た言葉は、衝撃的なものだった。

金剛「ワタシが囮になりマス。その間にブッキーは、あそこから敵を撃つってくだサーイ」

吹雪「え、でも、あそこからじゃ岩が邪魔して」

金剛が指さしたのは、岩を挟んで空母を真横から捉える位置。敵の背後には大量の艦載機があるが、そこは敵機もなく、しかもちょうど移動する際にも敵の死角に入り、行くこと自体は困難ではなさそうだ。

金剛「ここでブッキーのパワーが役に立ちマース……カーブショット、行けますネー?」

吹雪「!」

カーブショットは弧を描く。岩場と敵の位置から見ても、当てることは可能。

この二週間で慣れ親しんだゴールデンビーダマンの感触が、そのことを教えてくれた。



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