過去ログ - 吹雪「ビーダマン、ですか?」【艦これ】
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90: ◆7ekwL0V8mo[saga]
2015/05/18(月) 21:05:28.43 ID:bTvTwPyN0
帰投した吹雪は報告のために執務室へと参上していた。だがその顔にあるのは喜びだけではなく、むしろ困惑に満ちているようだ。

長門「では、敵がビーダマンを使用し、更にそれを覆うようなパーツとビー玉供給タンクを備えていた、と」

吹雪「はい。どうにか撃退できましたけど……もしあんな敵がたくさん居たら、私達じゃ倒せないかもしれません」

勝てない、という弱音に眉を顰める長門に気付いたのだろう。慌てた様子で手を振り、固い敬礼を提督へ向ける。

吹雪「い、いえっ! もちろん全力で戦います! その、ご、ごめんなさいっ!」

提督「はは、いいさ。武装の差はそのまま戦力差に繋がることが多い以上、実際に戦う君たちの不安は尤もだ」

だが、と吹雪を貫く提督の瞳。微笑みの中にある鋭さに、吹雪はゴクリと喉を鳴らす。

提督「既に敵ビーダマンに関する解析は始めている。対応策についてはそう遠くないうちに策定しよう。それと旗艦の吹雪には伝えておくが……」

吹雪「は、はい?」

提督「新型ビーダマンの開発も急ピッチで進めている。各部隊の旗艦達には先行して配備されるから、心しておいてくれ」

力強い瞳と声。カリスマ性とも言うべきその輝きに、吹雪は心に立ち込めた暗雲が少しずつ晴れていくのを感じていく。

ほんの少し染まった頬を誤魔化すように敬礼をして、踵を返す。

出て行く頃には吹雪の表情は年相応の中に旗艦としての力強さを持っていた。



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