過去ログ - 吹雪「ビーダマン、ですか?」【艦これ】
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92: ◆7ekwL0V8mo[saga]
2015/05/18(月) 22:34:58.92 ID:bTvTwPyN0
間宮。そこは艦娘達の癒しと憩いの場だ。

戦艦から駆逐艦、潜水艦まで様々な艦娘が甘味に舌鼓を打ち、日頃の疲れを蕩けさせていく。

今も多分に漏れず、吹雪達のほかに重巡組や軽巡達などが思い思いに寛いでいる。

夕立「それじゃあ敵の方が強いっぽい?」

吹雪「う……そういうわけでも、えーと……」

相変わらず直球に投げられる夕立の言葉に、吹雪も苦笑いを隠さない。そして相も変わらず、フォローに入るのは睦月の役目だ。

睦月「武器が同じなら使い方を工夫すればいいと思うよ? 実際それで吹雪ちゃんが敵を倒したんだし」

夕立「でもでも、連射なんてズルいっぽいー! 私も連射とかしたいのにー」

吹雪「私は締め撃ちが羨ましいなあ……」

睦月「そう? 私は吹雪ちゃんの方が良いと思うよ。それこそ吹雪ちゃんのおかげで、今ゴールデンビーダマンを使える子は引っ張りだこだもん」

吹雪「うーん、私はあんまりピンと来ないよぉ」

ため息とともに吹雪の身体はテーブルへ沈む。謙遜でもなく、吹雪自身にはまったく実感が沸かないためだ。

隣の芝生は青いっていうから。そんな生ぬるい微笑みの睦月と夕立に見守られたひと時は、空いた席に入り込む一人の重巡によって賑やかな物へと変わっていく。



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