過去ログ - 比企谷 「やはりとある魔術の友達が少ないソードアートオンラインは間違っている?」
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172: ◆yiZ/LqHGdM[sage saga]
2015/05/09(土) 19:03:55.95 ID:A4OvEbed0
 中衛F班

星奈「ねえ? なんか戦闘音が少しずつ近づいてきてない?」

夜空「気のせいだろう。なんだ? やはり貴様の耳はイカれていたか」

星奈「そんなわけないでしょバカ夜空!! ねえ? 本当に? なんか近づいてきてない?」

夜空「だから気のせいだと……」

 ズガァァァンッッッ

夜空・星奈「「………………」」

雪ノ下「確認してみるわ。何よこれ……。もうすぐそこまで進軍してきているじゃない」

 雪ノ下が索敵スキルをかけると自分たちの周囲には既に赤い点、モンスターがすぐそこまで迫ってきていた。

由比ヶ浜「どうしようゆきのん? まだヒッキーとか来てないけど」

理科「小鷹先輩もメッセージ送っても返信来てません」

美琴「アイツもよ」

幸村「ユキノのあねご……」

雪ノ下「分かっているわ。まずは役割を果たすとことから。とにかくここを突破させるわけにはいかないのだし」

星奈「小鷹帰ってきてないの? もう、私探してくるわ!!」

夜空「待て肉!! 単独行動をするな。ユキノが言ったとおり今はここを守ることが重要だ」

星奈「何よ!! 夜空は小鷹のことが心配じゃないの!?」

夜空「私だって心配だ!! だが今はここを守らなくてはもっとたくさんの命がなくなる羽目になるのだぞ!!」

星奈「夜空……」

雪ノ下「まずは前衛の状況把握とここの死守。ある程度かたずいたら三人を探しに行く。それで構わないかしら?」

 一同は雪ノ下の提案にコクリと頷く。







 比企谷・上条・小鷹の三人は少しずつ北に向かう。

 場所としてはそう遠くないはずなのだが、どうも緊張のせいでひたすらに距離が遠く感じてしまう。

小鷹「大丈夫だ。まだモンスター側は俺たちの存在に気づいてない、と思う」

比企谷(えらく曖昧だな……)

上条「いっかい森の方に出て大きく回り込まないか?」

 上条の提案に二人は静かに頷いた。

 この街、ランゲージは森の中にある巨大都市のようで、周囲を囲む城壁の外に出たらすぐさま深い森というのが現状である。

比企谷(俺の一人でやる計画そのものをことごとく潰してくれたなこいつら。だけど一番素早く犠牲が少なく済む方法だ。こいつらだってそれをわかって来てる。だから、誰にもこの方法が間違っているなんて言えないはずだ。もちろん俺自身も)

三人は再びひそひそと走り始めた。





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