過去ログ - 比企谷 「やはりとある魔術の友達が少ないソードアートオンラインは間違っている?」
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234: ◆yiZ/LqHGdM[sage saga]
2015/06/06(土) 20:23:37.15 ID:he914eNP0
夜空「このままいけば二十分後にはボスのHPが消しとぶな」

星奈「ふんっ! このぐらい当然だわ」

夜空「いや、貴様はまだ何もしてないだろう」

星奈「な、何ですって!! 私だってちゃんと攻撃してるわよ」

夜空「嘘を言うな。まだ一回も攻撃してないではないか」

星奈「そ、それは。だって、みんな攻撃してるところに邪魔してはいっちゃいそうだし……」

小鷹「大丈夫だって。誰も星奈のことを責めたりしないだろ……」

星奈「そ、そうかしら」

 三人が会話をしている間も戦闘は続く。

 既にボスのHPバーは残り二本だ。

 防御力、攻撃力ともにさしてたいしたことのないためか、恐ろしいほどにスムーズにプレイヤー側が優勢になっている。

比企谷(……おかしい。この強さだとボスという感じがしない。あってもフィールド級のボス程度の強さだ。結晶無効化エリアであるからってボスが弱く設定されているのか? それとも……)

 ボスのHPバーがついに残り一本になった。

 それと同時に、比企谷は見た。

 ボスの目に当たる部位が赤く光りだしたことに、唯一気づく。

 他のプレイヤーたちはどうにも戦闘に夢中で気づいていないらしい。

 だがわかる。

 目の色が変わった理由。

 攻撃パターンの変化を。

比企谷(まさか……)

 比企谷は何かを察すると同時に大声で叫ぶ。

比企谷「今すぐボスの周囲から離れろ!! 今すぐだ!!」

 現実にいたら絶対に出すことのないであろう大声でプレイヤーたちに呼びかける。

 それにいち早く反応したのはヒースクリフだった。

 彼が攻撃を中断し、後方にジャンプすると他の面々もボスの周囲から離脱していく。


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