過去ログ - 比企谷 「やはりとある魔術の友達が少ないソードアートオンラインは間違っている?」
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51: ◆yiZ/LqHGdM[sage saga]
2015/04/09(木) 21:42:18.95 ID:a+Kwts6S0
やがて唖然としていたプレイヤーたちは小さな甲高い悲鳴とともにパニック状態に陥り、この世界から出すようにこの世界の神、茅場明彦に請願し始めた。

「ざっけんなよ!! 出せ!! ここから出せよ!!」

「こんなの困る。この後約束があるんだよ!!」

「何考えてんだ!!」

「出してくれよ!!」

「嘘だっといえよ!!」


 罵声、憤怒、絶望、請願。 


 1万人近くに及ぶプレイやたちがパニック状態になっているなか、明らかに全く別の行動を起こしているグループが4つあった。

 一つ目のグループはキリトとクライン。

「クラインちょっとこっちにこい」

「え、うわぁ!?」

 半ば引きずられるようにクラインはキリトとともに人通りの少ない誰にも見つからないように路地裏のような場所に入り込む。

 二つ目のグループは小鷹と星奈、夜空、理科、幸村の五人だ。

「とりあえず、夜空と理科を人が少ない宿かどこかに連れて行こう。話はあとだ」

 小鷹が夜空を幸村が理科を抱えて宿を探し始める。だが、なぜここまで冷静でいられたのか。もしかしたら冷静になってる風で実は冷静になっていなかったのかもしれない。

 三つめのグループは比企谷、雪ノ下、由比ヶ浜たち三人だった。

「ちょっと。どこに行くのヒッキー。あ、ゆきのんまで!!」

 頭が状況についていっていなかった由比ヶ浜はパニック状態で突然歩き出した比企谷と雪ノ下を追う。

 四つ目のグループは上条と美琴。

「行くわよ」

「行くってどこに?」

「ちょっと、こっち来なさい!!」

 そう言うと美琴は上条を引っ張って走り出した。




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