過去ログ - 比企谷 「やはりとある魔術の友達が少ないソードアートオンラインは間違っている?」
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71: ◆yiZ/LqHGdM[sage saga]
2015/04/11(土) 21:41:19.75 ID:Bg95cQaN0
 とある宿屋

「で、どうする。夜空」

 小鷹と星奈、幸村が宿屋に帰ってきて人酔いから回復した二人と5人で作戦会議を始める。

「うむ……。なるほど。私の目が回っていた時にそんなことがあったのか」

「ちょ、もしかしてあんたたち話聞いていなかったの?」

「聞くも何も今こうして小鷹から詳細に教えてもらったではないか。ヒットポイントがなくなったら現実でも死ぬ、か」

「これからどうしましょう? 夜空のあねご」

「移動するぞ」

「え?」

「理科。お前ももう大丈夫だろう?」

「全く問題ないですよ」

「だったらさっさと街を出て次の街に行くぞ。肉は置いておいて」

「ちょっとバカ夜空!! なんで私を置いていくのよ!! このパーティー内だと一番強いのよ私!!」

「ほー、そうか。では、次の街までの道は肉に壁になってもらおうとするか。文字通り肉の壁にな。それでは善は急げだ。出発するとしよう」

「この状況下でも冷静に判断を下すその器量、流石夜空のあねごです」

「私を盾にしようとしているやつよ!? どこが冷静なのよ!!」

「でも、流石夜空って感じがするよな。なんでみんなそんなに冷静でいられるんだ?」

「冷静というか、認めてしまったら負けって感じですよ小鷹先輩」

「自分は絶対に死なない、ヒットポイントが0になることはないと思っていれば問題はありません。それに、あにきもいますし」

「ま、そういうことだ。別に死ぬのが怖いというわけではないが自分が死ぬことはないと信じ続ければ、最低でもそういう心さえ持ち合わせていなければ生きていくのは不可能だ」

「現実に……その、未練とかないのか?」

「愚問だな小鷹。私たちはリアルで友達もいなかったものたちの集まりだぞ。確かに未練がないというわけではないが……」

「未練があるのならささっとクリアしちゃえばいいんですよ。誰も死なずに、ね?」

「おい理科!? いいとこだけ持っていくな!! コホンッ!! そういうことだ小鷹。お前も現実に残してきた人たちに未練を感じているなら、ささっとこのゲームをクリアするぞ!!」

「お、おう!!」

「話は済んだみたいね。そしたらさっさとしなさい。この私の力、あなたたちにも見せてあげるわよ!!」


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