過去ログ - 比企谷 「やはりとある魔術の友達が少ないソードアートオンラインは間違っている?」
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81: ◆yiZ/LqHGdM[sage saga]
2015/04/12(日) 20:27:12.68 ID:Cwk7kNYr0
 数分後

 それぞれのパーティーA,B,C……と班号が決められていく。

 同時にディアベルはパーティー単位で役割を決めていく。

 その手際の良さでディアベルはあっという間に主なパーティーに役割を振り分けていった。

 そしてキリトたちの元へとくる。

「えっと君たちはE班なんだが、メンバーは二人だけなのか?」

「ああ、そうみたいだ」

「そうか。では、他の班と合併してもらおう。たしか、F班とD班、G班が三人、二人、二人だったからそこと一緒のパーティになってもらおう」

 キリトがその言葉を聞いて苦虫を噛み潰したような表情になる。
 
 二人ならまだしもそこまで大勢の人と連携を組むのはソロであるキリトにとってはつらいことなのだ。

「どうも、トウマです。イヤー、キョウハナントモイイオテンキデスネ」

「何萎縮してるのよ。私はミコト。よろしくね」

 そしてもう一組が彼らに合流する。

「えっと、コダカです。まだまだ未熟者ですがよろしくお願いします」

 最後に小鷹は笑顔を浮かべようとする。

 が、それが失敗だった。

「……っ!」ビクリッ

 美琴が上条の後ろにスッと隠れてしまう。

 美琴としてもこの世界では結構強い方のつもりなのだが、能力のあった時に比べると少しばかり上条に頼りすぎになっていたりする。

「小鷹、そんな顔するから怯えられるのよ。私はセナ。まあ、この私とパーティーが組めることを心から喜ぶといいわ!!」

「……」

「……」

「……」

「……」

「ちょっと小鷹ぁ!」

「すまん。俺にはどうすることもできない……」

 互いに友達が作れない理由を再認識するのであった。

 ちなみになぜこの二人のみしかこの場にいないのかというと、夜空と理科は人が多いところにいきたくないらしく、幸村はまだレベルがあまり上がっていないからだ。

 幸村のレベルがなかなか上がらないのはいつもみたいにヒツジorメイドばかりやってしまっているからだったりする。


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