過去ログ - 海未「・・・穂乃果、一つ聞いていいですか?」
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10:DaCapo.T ◆GtV1IEvDgU[saga]
2015/04/06(月) 23:27:23.42 ID:Wbe+jRb00





ドクンッ




急に私の心臓は鼓動を早くした。いまにも沸騰してしまうんじゃないかというぐらいに血が熱を持ち、流れが早くなっていく気がする。
さらに何か、たまらなく海未ちゃんが愛おしいという感情がこみ上げて、私の体中をほてらせます。私と海未ちゃんの間に変な甘ったるい空気が流れだしました。
そんな雰囲気にやられてか、私の体は動きません。それどころか、海未ちゃんにしゃべろうとしても口さえも動こうとはしてくれず、全身が金縛りにあったようでした。

・・・・・このままどうなっちゃうんだろう。

そんなことを、海未ちゃんを見ながらしびれた脳内でぼんやりと考えていると、目の前の彼女は、顔は赤いままに何か決心したような表情に急に変わりました。すると・・・

海未「穂乃果・・・・・・」

彼女が私の肩を強く押し、転がせて、仰向けにさせられたと思ったら、目の前には天井と、海未ちゃんの赤い顔が視界に広がっていました。
私は完全に海未ちゃんに押し倒されている状態になりました。それから私は海未ちゃんの目から視線を外すことができず、私の中は海未ちゃん
の匂いでいっぱいで、またしても私の口は開こうとしてはくれませんでした。しかし海未ちゃんはそうではないようで・・・・・。

海未「私じゃ、キスしたいという気持ちにならないのですか・・・・? 私じゃ、その先にすすもうという気持ちにならないのですか?」

穂乃果「うみ・・・・ちゃ・・・・」

海未ちゃんの決心したその表情からは、決意のほかにも迷いの気持ちも見られました。


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