過去ログ - ほむら「美樹さやかを全力で可愛がるわ」
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3:名無しNIPPER[saga]
2015/04/06(月) 22:47:51.18 ID:0APIeafgo
まだ私がワルプルギスの夜と戦っていた頃の映像を呼び出す

「これ以上、まどかを悲しませるくらいなら。いっそ私が、この手で、今すぐ殺してあげるわ。美樹さやか」

ほむら「……思えば、私も随分とひどい事を言ったものね」

あの頃の私はすべてまどかの為に行動していた……そういうつもりにはなっていた
でも、実際のところかなり揺れていた部分もあったのだ
出来る事なら5人みんなで楽しく生きれるそんな幸せな世界の中にいたい
思えばそれを再現しようとしていたのがあの魔女結界であり、私が生み出したこの世界でも骨格になっているのかもしれない
でも

「どうしてかな。ただ何となく分かっちゃうんだよね。あんたが嘘つきだって事」

「あんた、何もかも諦めた目をしてる。いつも空っぽな言葉を喋ってる。今だってそう。あたしの為とか言いながら、ホントは全然別な事を考えてるんでしょ? ごまかし切れるもんじゃないよ、そういうの」

さやかの為というのは全くの嘘というわけではなかった。ただ、それより優先しなければならない事があったというだけで
でも、あの子の発言はもうほぼ諦めていても必死にまどかを救おうと足掻いていた当時の私を怒らせるには充分だった
……まぁ、かなり図星だったのだ

ほむら「……でも、あの子だって全てを知っていてそんな事を言ったわけではないのに」

思えば、私の結界の中であの子に会えたのは、その事への謝罪ができるチャンスではあったのかもしれない
私の記憶が戻りきるのが遅かったことや、さやかが謎キャラになっていた事からタイミングを完全に逸してしまったが
……いや、でも待って
そのチャンスはまだ継続している。さやかがまだ記憶を残しているのならば
つまりは今この瞬間こそがそれができる最後の機会なのではないか

ほむら「……全力で可愛がる、か」

さやかがまだ記憶を残しているうちに
さやかとの今の険悪な関係を何とかできるのならば
あの時の事を謝れるかもしれない

ほむら「やってみる価値はありそうね」


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