過去ログ - 【安価】京太郎「無人島漂流記?」衣「衣にまかせておけ!」【R-18 】
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875: ◆2juSd4li6c[saga]
2015/04/10(金) 20:04:54.68 ID:vCTuJGzR0
-京太郎は夢を見る-

森の中を歩く女性がいた。

それだけなら普通なのだろうが彼女の腕には狼が噛み付いている。

痛いはずなのにそんな素振りを見せずに歩いていく。

暫くしても離れない狼にため息を吐き、立ち止まった。


煌「はぁ…何時までくっついているのですか?」

狼「ぐるるる」


狼に話しかけた女性の名前は<花田煌>新道寺女子の2年生で先鋒を勤めた女性だ。

彼女は腕を噛まれながらも狼を無理やり離すこともせず語りかける。


煌「私を噛んでも食べれませんよー?」

煌「この島に着いてからは何故か体がものすっごく頑丈になってしまいまして」


狼に語りながら頭に手を載せ優しく撫で始める。

しだいに狼も警戒心がなくなり力を抜き手から離れた。


煌「すばら!わかってくれたのですね!」

狼「…」パタパタ


腕を離れてくれた狼に煌は喜び自分の口癖が出た。

狼も先ほどと違い尻尾を振っている。


煌「それではまたどこかでお会いしましょう!」


煌は狼に手を振り笑顔で歩いていく。


煌「…」テクテク

狼「…」テクテク

煌「…」ピタ

狼「…」ピタ


しばらく歩いていると狼も着いて来た。

試しに止まってみると狼も止まる。

煌は後ろを向いて確かめる。

確かに狼が着いて来ている。


煌「また…ですか」

狼「クーン」

煌「また増えてしまいました」ハァ


着いて来る狼にため息が出た。

煌の振り向いた先には狼以外にも熊、猪、虎、骸骨と様々な生き物達が着いて来る。


<花田煌 カン>



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