過去ログ - 「伊織のグルメ」
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13: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/04/07(火) 22:10:16.38 ID:OR5DcELy0

店員「かきあげ揚げたてでーす、どうぞー」

男性の店員が、今上がったばかりのかき揚げを目の前でトレーに数個置いた。

以下略



14: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/04/07(火) 22:12:57.85 ID:OR5DcELy0

伊織「これでお願いします」

店員「550円お預かりしましたので37円のお返しです」

以下略



15: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/04/07(火) 22:13:44.20 ID:OR5DcELy0



そして時間は冒頭へ――――――。

以下略



16: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/04/07(火) 22:14:52.77 ID:OR5DcELy0

伊織「これ、美味しいのかしら……? あむっ……ん〜〜〜! なかなかいけてるじゃない!」

まるで味の想像がつかなかったのだが、食べてみると意外にもコシのあるうどんに、濃厚な卵と醤油が一体となって広がってくる。
しかし、味としては卵と醤油しかない筈なのだが、その中に昆布出汁のような風味が感じられた。
以下略



17: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/04/07(火) 22:15:20.97 ID:OR5DcELy0

伊織「はむっ……ん〜♪ ずずっ……んっく……はぁっ」

先ほどと同じく、コシと卵と出汁が三位一体となって駆け巡る。
味が残っている間に、揚げたてのかき揚げを箸で掴んでひとかじり。
以下略



18: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/04/07(火) 22:15:48.50 ID:OR5DcELy0

伊織「王道のサクフワね。でもちょっと大きすぎないかしら……?」

うどんそのものも結構な量があるので、こんなに大きなかき揚げを食べきれるか不安になってきた。
残すのも悪いし、それに想像以上に美味しいのでできれば食べきりたいが果たして。
以下略



19: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/04/07(火) 22:16:46.46 ID:OR5DcELy0

伊織「にひひっ。この残った卵醤油に浸けて……あむっ……はむっ……ん〜! いいじゃない、いいじゃない!」

サクフワだったかき揚げがしっとりと、しかし野菜の甘さの中に卵の濃厚な味わいと出汁醤油のしょっぱさが交じり合っている。
お腹はほぼ膨れているのに口を動かすことがやめられない。
以下略



20: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/04/07(火) 22:17:20.51 ID:OR5DcELy0

先ほどの心配を他所に無事完食。
残った水を飲んで一息着く。

ぐるりと店内を一瞥すると、入ってきた時が嘘のような混雑度になっていた。
以下略



21: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/04/07(火) 22:17:51.22 ID:OR5DcELy0

返却口の所にいた店員さんに声をかけ退店。
初めてこういう所に来たが、なかなか悪くない。
どころかとても美味しく感じた。
胃袋に新たな歴史が刻まれたような気持ちになる。
以下略



22:名無しNIPPER[sage]
2015/04/07(火) 22:19:22.16 ID:IXwjQnbFo

お腹減ってきた


23: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/04/07(火) 22:19:37.96 ID:OR5DcELy0
終わりです。

釜玉うどんを初めて食べたので書きました。

少しでもお腹が空かせられたら幸いです。
以下略



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