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76: ◆wamIkMo7os[saga]
2015/04/13(月) 21:45:15.89 ID:qyVMvTit0
小泉「まあいいや。アイツがいなくてもアタシたち2人でできることだけはやって行こうと思うし。後は寝てるかどうかの見回りだけだもんね」

罪木「は、はい……よろしくお願いしますね……」

私が休憩から帰ってきたら……後はやることは一つ……。

以下略

77: ◆wamIkMo7os[saga]
2015/04/13(月) 21:45:50.74 ID:qyVMvTit0
キーンコーンカーンコーン…

以下略

78: ◆wamIkMo7os[saga]
2015/04/13(月) 21:46:16.45 ID:qyVMvTit0
16日目

―ビョウイン―

……なんだか、長い間ずっと、誰かに見てもらってた気がする……。

以下略

79: ◆wamIkMo7os[saga]
2015/04/13(月) 21:47:16.51 ID:qyVMvTit0
罪木「…………！！　私が……分かるんですか？」

西園寺「う、うん……当然じゃん、何言ってるのさ」

その瞬間、すごく柔らかいものに包まれる。

以下略

80: ◆wamIkMo7os[saga]
2015/04/13(月) 21:47:43.01 ID:qyVMvTit0
西園寺「絶望病だとかなんとか……でしょ？　うん、覚えてるよ」

あの狛枝までもが、懸命にみんなを看病していた……狛枝も敵ではないってことなんだろうな……。

罪木「自分がどんな病気だった……とかは？」

以下略

81: ◆wamIkMo7os[saga]
2015/04/13(月) 21:48:13.06 ID:qyVMvTit0
西園寺「罪木……？」

罪木「……はい？」

西園寺「……とんでもない事してくれちゃったね……」

以下略

82: ◆wamIkMo7os[saga]
2015/04/13(月) 21:48:58.80 ID:qyVMvTit0
罪木のした覚悟……それは決して許されることではないかもしれない……でも、わたしは……せめてわたしだけは……罪木のことを認めてあげないと可哀想だよね。

わたしのパパがそうだったように……わたしだって……。

西園寺「これ、わたしがずっと持っとくから」

以下略

83: ◆wamIkMo7os[saga]
2015/04/13(月) 21:50:00.62 ID:qyVMvTit0
―ライブハウス―

ライブハウスの前に立ち、扉に手をかける罪木、そして……。

ガチャガチャガチャ

以下略

84: ◆wamIkMo7os[saga]
2015/04/13(月) 21:51:19.11 ID:qyVMvTit0
わたしは自分が着物なことも忘れて、急いで走ってモーテルへ向かった。

―モーテル―

西園寺「……だ、だれか！！　誰でもいいから来て！！」

以下略

85: ◆wamIkMo7os[saga]
2015/04/13(月) 21:52:00.10 ID:qyVMvTit0
七海「……あれれ？　どうしたの？」

西園寺「七海おねぇも！　すぐ来て！　こっち！！」

七海「……！　うん、わかった。もしかして……また始まったってことかもしれないしね……」

以下略

86: ◆wamIkMo7os[saga]
2015/04/13(月) 21:52:39.94 ID:qyVMvTit0
―ライブハウス―

西園寺「罪木！！」

罪木「はぅ！　よかったです！　どうやら扉の向こうに何かがつっかえてるような感じで……」

以下略

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