過去ログ - 睦月「私は最強だー!」 上城睦月「艦娘?」
1- 20
22: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/04/09(木) 19:22:19.83 ID:JrWdd+YU0

その男は小太りの醜い容姿にもかかわらず、恐ろしいスピードで祥鳳達を突き飛ばすと、あっという間に瑞鳳の拘束を砕いてその手に抱き寄せた。

気持ち悪い・・・。瑞鳳はその生暖かい手の感触に触れ、嫌悪感を覚えた。

「私は財団Xのヨシノ。この鎮守府の提督を勤めていた者だ。人の所有物に手を出すとは、いけないねぇ・・・」

「おめぇか・・・。女の子をひでぇ目に遭わせてるヤツってのは・・・。マズそうで食う気にもなれやしねぇ・・・!」

「こんな少女を傷つけて弄ぶなんて・・・、許せない・・・!」

仁藤と真由が怒りに燃えて悪魔を睨む。

「私に勝てるかな、魔法使いの諸君・・・?」

『MAIHIME!』

ヨシノは懐からメモリを取り出し、腕に突き刺す。そのメモリを刺した瞬間、ヨシノはマイヒメ・ドーパントへと変貌した。醜い男には似つかわしくない、美しい踊り子のような風貌の怪物だった。

「行くぜ真由ちゃん。食う価値もねぇ変態にお仕置きしてやろうぜ」『Driver,On』

「えぇ・・・」『Driver,On…Shabadobitattihensiiin...!』

仁藤と真由はそれぞれベルトを召喚する。獅子の刻まれし古のベルトと、手が描かれし不思議なベルトだった。

仁藤は腕を高くあげて指輪をベルトに装填し、叫んだ。
「へ〜んしぃんっ!!」

『Set,Open!! L・I・O・N! LION!!』

獅子の咆哮と共に、仁藤は古の魔法使い・ビーストに変身した。

その隣で、真由も腕を高く掲げ、クルリと華麗に回転してベルトに指輪を読み込ませ叫んだ。
「変身・・・!」

『Change,now...!』

腕を軽やかに広げ、背中を美しく傾けた直後、魔法陣が真由を覆い、少女は琥珀色の魔法使い・メイジへと姿を変えた。

「さぁ、ランチタイムだ!」
「さぁ、終わりの時よ!」

二人の魔法使い、仮面ライダービーストと仮面ライダーメイジは、敵に向かって同時に宣言した。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
93Res/110.72 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice