8:名無しNIPPER[saga]
2015/04/10(金) 00:01:20.43 ID:qg5Ptqqq0
頭の中が真っ白になった。
おれが死んだ?馬鹿な、生きている。小鳥さんは何を言っているんだ。
だが、小鳥さんは依然として真剣な表情をしている。
「だからこそ、確かめる必要があるんです。私の知っているプロデューサーさんかどうかを」
小鳥さんは毛布を傍らに置いて、立ち上がった。
「見せてください、プロデューサーさんのスタンドを。そうすれば、私も信じます」
あぁ、これは夢だ。
ありえない、小鳥さんがこんなことを言うなんて
いままで、765プロの仲間として精一杯やってきたのに。こんなのはあんまりだ。
おれの頭は混乱を極めていた。
もう、どうしたらいいのか分からない。
もう彼女の言う通り、おれの家にあるスタンドを見せてやろうか。
それで、正気に帰るなら、それで十分だ。
おれは黙って、出口へむかう。
後ろから、なにか呼びかける声が聞こえたが無視をした。
おれは憔悴しながらも、帰宅することにしたのだ。
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