過去ログ - 【艦これ】提督「吹雪を泣かしたい」
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7:名無しNIPPER[sage]
2015/04/10(金) 00:10:09.11 ID:u06qgx/O0
―――――

バシャバシャ
吹雪(もう、私、なんてこと言っちゃったんだろ)
吹雪(司令官のこと大好きって///)カァー
吹雪(うぅ〜顔の火照りが治まんないよ〜早く司令官のところに戻らないといけな)ガタン!!
吹雪(も、物音!?司令官の部屋からだ!まさか、そんな!!)ダッ
ドン!!
吹雪「司令官、だいzy……っ司令官!?床で倒れて……!しっかりして下さい!!」

提督「吹雪……ハァハァ……どうやら俺ももう長くないようだ……」

吹雪「そんな、そんなこと言っちゃ……ヒグ……嫌です!」

提督「吹雪……」

吹雪「いや……ヒグ……死んじゃだめぇ……だめだよう……」ポロポロ

提督「吹雪!」

吹雪「!」

提督「聞いてくれ……吹雪……俺はもう助からないだろう……だから、その前にお前に渡しておきたいものがあるんだ……!」ガサガサ

吹雪「ヒグ……ヒグ……わたしに……ヒグ……渡したいもの……?」

提督「箱を開けてくれるか?」ハァハァ
パカ
吹雪「!!……これって……指輪?」

提督「悪いな、渡すのがこんなに遅くなってしまって……しかも、こんな時に……」ゴホゴホ

提督「本当はもっと前に渡そう、渡そうと考えていたんだ。ゴホゴホ……でも、渡せなかった……俺に勇気がないばっかりに……」
提督「結局、こんな最悪なタイミングに渡すことになってしまった……全く俺は大馬鹿者だよ……」ゴホゴホ
提督「でも、死ぬ前にどうしてもお前に渡しておきたかったんだ……」

吹雪「じれ゛……ヒグ……い゛がん…」

提督「吹雪は本当に良くやってくれた。今回のことだけじゃない……吹雪は俺が鎮守府を大きくしたといったが、俺自身は自分だけの力でなんて思ったことは一度もない。」
提督「周りに支えてくれる仲間がいる……失敗してもそれをフォローしてくれて、成功したときは共に喜んでくれる仲間の存在がいたからこそ俺はここまでやってこれたんだ……」
提督「特にお前は、吹雪は俺の一番の仲間だ。いつも俺のことを気にかけてくれて間違いは遠慮せずに進言してくれた。作戦が成功したとき飛び上がるぐらいに喜んでくれた……」
提督「そんな吹雪をおれはいつからか好きになってしまったんだ……」
提督「吹雪、大好きだ……!!」

吹雪「!!」ポロポロ

提督「だから、この指輪受け取ってくれるか?」

吹雪「し、れ、いがん゛……」フキフキ
吹雪「ん、はい、本当に本当に嬉しいです!私も司令官のこと、だいすきです!!」

提督「そうか……それなら……よかっ……た……」バタ

吹雪「……!!司令官、司令官!?しっかりしてください!!司令官!!」
吹雪「嫌だぁ……いやだよぅ……じれい゛がん……うわああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
吹雪「しれいがん!なんで、なんでぇぇえええええええええええ……!!」




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