過去ログ - 鳳翔「私の夢。届かない想い。」
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22: ◆62IWBozqOg[sage saga]
2015/04/12(日) 17:20:49.52 ID:+SHAe8Ec0
提督「・・さて、なんの話だったけか?」

赤城「・・・・。」

提督「赤城?」

赤城「は、はい!赤城は大丈夫ですよ。」

提督「榛名か、お前は?で、鳳翔がどうしたって?」

赤城「・・そうでした。今回の任務鳳翔さんも出撃なさるそうですね。」

提督「あぁ。陽動作戦だがな。空母が必要なんだが、他の任務の関係上余剰戦力が少なくてな。」

赤城「でも、空母でしたら龍驤さんも残ってるはずでは?艦載機の搭載数も考えれば、龍驤さんの方が良い気もしますが?」

提督「確かにな。スペックを考えれば彼女の方が高い。だがな、龍驤は着任してまだ日が浅い。最近の出撃で練度は確実に上がってきてはいる。
だがな、まだ不安も残るしここのところ彼女は出撃の連続だからな。それに・・・。」

赤城「それに?」

提督「・・鳳翔も空母だ。いくら容姿は慎ましい女性であっても、今の彼女は艦娘。戦場において初めてその真価を発揮できる存在。戦場を離れ
後方業務に回っても、心の何処かでは戦いの場に立つことを望んでいる。彼女の返事を聞いたらそんな気がしてな・・。今の俺もそうであるように・・。」

赤城「提督・・・。」

提督「まぁ、旧式艦である以上、性能面の低下は歪めない部分もあるが、そこは最新鋭機の搭載である程度はカバーするつもりだ。
それに、今回は悪魔で陽動。直接的戦闘は想定していない。君も彼女の事を心配してくれているようだが、俺も無理はさせん。護衛にも練度の高い連中を付ける。
それに、危なくなったら即時撤退もさせるさ。」

赤城「そうですか。確かに鳳翔さん、練習の時少し嬉しそうな顔をしてましたよ。提督も提督なりに配慮されていたんですね。


提督「おいおい、失礼だな。」

赤城「ふふ。失礼しました。でも、無理はさせないでくださいね。」

提督「あぁ。わかってるさ。(・・練度不足と分かっていても、それでも前線に立たせるしか無かった・・・。撤退すら許されず戦うしかなかった、無かった
あの地獄を味あわせる訳に行くか・・。)


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