過去ログ - ABE NANA Z〜アイカツの「F」〜
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24: ◆2YxvakPABs[saga]
2015/04/10(金) 22:49:21.02 ID:N8MCYESO0
――*――*――*――



「というわけなんですよ」


「プロデューーーーーサーーーーーーーーーッッッッッッ!!!!!」


 誰でもいいから助けが欲しかった。

 もう菜々1人では突っ込みきれない。話についていけない。
 無理がある。いくらなんでも無理がある。と菜々は思う。
 おそらくザーボンに話をしても似たような反応をされるであろうから、話が通じる人と話がしたかった。

「くっ! 酒! 飲まずにはいられません!」

「たしか、17歳はお酒は飲めないのでは……?」

「今は、んなことどうでもいいんですよ!!! 無理がありますよ! っていうか! なんでラブライブとかその辺の作品に手を出しておきながら、胸を胸筋と解釈するんですか!! 胸くらい見てれば分かるじゃないですか!!」

「………………………………………………ホッホッホ!」

「また笑って誤魔化した!!!」

「まぁまぁ」

「っていうか、女ならテレビ映るときの最終形態完全アウトじゃないですか! 全裸ですよ!! とんだ痴女ですよ! 露出狂ですよ!! 警備員につまみ出されて警察に逮捕されますよ!」

「ホッホッホ、そんなやつらすぐに蹴散らせますよ」

「だから、蹴散らしたらダメですって!!!」

「菜々さん……先ほど、私を呼ばれましたか?」

 菜々が振り返ると、プロデューサーがすぐ近くに立っていた。フリーザとの会話に夢中になるあまり、声をかけられるまでまったく気が付かなかった。
 とにかく、いち早くこの気持ちを誰かに理解して欲しい一心で話しかける。

「あのッ、えっとッ、プロデューサー! 全裸ですよ、全裸!!!」

「…………は?」

 これまでにないくらい、プロデューサーが困った顔をした。



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