47:名無しNIPPER[saga]
2015/04/11(土) 19:32:27.31 ID:1ZbX7t0no
逃げ惑う母「誰か、娘を。娘を……」
鎧騎士はその場から去りました。
ヒーローでない鎧騎士には見知らぬ女の子を助ける理由はありませんでした。
これは当たり前、当たり前のことなのです。鎧騎士は一般人なのですから。
警察とか、自衛隊とかが何とかしてくれるだろう。鎧騎士はそう思いました。
地下鉄の入口は完全に封鎖されました。普通の人間が開けることはもはや不可能でしょう。
背後には娘を失った母親の慟哭が響きます。
鎧騎士は騒然とした街を歩いていました。街の人は鎧騎士に気をかける余裕がないようで奇異の目で見られることはありません。
鎧騎士は目的が無いことが気づきました。
自分は何をすべきなのか。悩みながら歩いていると不審な>>48を見かけました。
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