130:名無しNIPPER
2015/04/14(火) 21:29:26.84 ID:Z2iKg4r7O
――――――
真姫「恋人じょなくても友達、ね」
ベッドの上に横になり、まこちゃんの言葉を思い出して呟いた。
ま、その通りではあるわよね。
恋人になれなかったから友達をやめるほど私たちの繋がりは薄っぺらいものじゃない。
廃校を阻止するために、ラブライブに出るために一緒に頑張った仲間だもの。
そんな友達を心配することは決して変じゃないはず。
真姫「……そうは思うんだけど」
踏ん切りがつかない。
やっぱり怖い。
にこちゃんに心配だと伝えたとして。
それすら、心配することすら拒絶されてしまったら?
それを考えたら――
真姫「臆病者……」
そんな言葉が口をついて出た。
誰への言葉?
もちろん、自分への言葉。
そんな自分をいまいち好きになれない。
真姫「…………はぁ」
携帯をいじる。
それだけ。
別になにかメッセージを送るわけでも、電話をするわけでもない。
私はそのまま、携帯を軽く放り投げて布団をかぶる。
真姫「おやすみ」
今日は、少しはマシな夢を見たいものね。
――――――
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