147:名無しNIPPER
2015/04/16(木) 19:47:21.69 ID:i/Zb23fNO
――――――
階段を登った先。
そこには、私たちの母校、音ノ木坂学院があった。
4年前に卒業したときと変わらない校舎。
それは、いつぞやに廃校問題が挙がった学校とは思えないくらい、堂々としている。
真姫「久しぶりに来たわね」
ポツリとそう呟いた。
卒業してそれっきりだったから、当然かしら。
そう言うと、凛はそうなの? って首をかしげる。
真姫「別に、ここに来る用事なんてないでしょ?」
卒業したのは、μ's のメンバーでは私たちが最後な訳だし、メンバーに会うなら他の場所でも十分だし。
凛「凛はたまに来てるよ?」
凛は校舎を見上げながら、そう言った。
もしかして、後輩の面倒見るため?
私たちが3年の頃のアイドル研究部を思い浮かべながら、そう聞く。
まぁ、後輩はいた訳だし、その可能性が高いでしょ?
でも、凛はそれには首を振って、
凛「用事はないよ? でも、たまに見たくなるんだ」
そんな風に呟いた。
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