過去ログ - 真姫「私だけの」
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172:名無しNIPPER
2015/04/17(金) 23:10:38.38 ID:VouUcVWhO

あまりにも薄い反応。
だから、ちょっとだけ反応が遅れた。
だけど、


真姫「っ!! それ、本当なのっ!?」


にこちゃんの言葉を理解した私は声を荒げた。
そんな私にもにこちゃんは変わらず平坦な声で答えを返してくる。


『本当よ』

『気に食わないんでしょうね。にこが売れることが』

『まぁ、今は我慢するしかないでしょ。 いざこざ起こしたなんて知られたらクビだものね』


そういうにこちゃんは、どこか他人事みたいに話していた。

あの頃の、μ's でキラキラ輝いていたにこちゃんと同一人物とは思えない。

そう思った。
それくらい今のにこちゃんには温度が感じられなかった。


だから、私は言ってしまったの。
にこちゃんの気持ちも考えずに……。



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