過去ログ - 真姫「私だけの」
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4:名無しNIPPER
2015/04/11(土) 23:22:27.23 ID:xdghOMg4O
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真姫「それで、花陽は最近どうなの?」

花陽「うん。順調だよ」


久しぶりに会った友人、小泉花陽はそう言って笑った。


花陽「農業は奥が深いよっ!」

真姫「……そ、そう」


高校の時から食べ物、おもにお米に対して並々ならぬ情熱はあったけど、さらにパワーアップしてるみたい。
その気迫に少し気圧される。

……まぁ。
高校を卒業してからもう2年が経っていて。
それでも変わらず、今まで親交が続いてるんだからいい友達を持ったと思う。

友達、といえば。


真姫「凛は? どうなのよ?」


もう一人の同級生、星空凛のことを聞いてみる。
確か、体育大に行ったんだったわよね?


花陽「うーん……」


私の質問に首を傾げる花陽。
困ったような表情をしていた。


真姫「え、あんまりよくないの?」

花陽「ううん。陸上でいい成績は残してるみたい」


凛は高校時代に陸上はやっていなかったけれど、持ち前の運動能力とスクールアイドルで培った体力で体育大に入った。

……あぁ、そうだった。
ふと花陽の困ったような表情を見て、思い出した。


真姫「もしかして、座学の方?」

花陽「う、うん……。単位落としそうって泣いてたよ」

真姫「はぁ……まったく」


そういえば、大学に入るときのちょっとした試験の時も、花陽に泣きついてたわね。
なんて、1年前のことを思い出す。

悪い意味で変わらないわね、あの子。



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