68:名無しNIPPER
2015/04/12(日) 16:25:26.85 ID:hNDK6FU6O
それを見たまこちゃんは、
まこ「それじゃあ、直接言ってみたらどう?」
そんなことを言った。
真姫「はい?」
その言葉の意味が分からなくて、聞き返す。
まこちゃんはそんな私の反応を予想してたみたいで、すぐに補足してくれた。
まこ「にこさんに、心配なのって言っちゃえばいいんだよ」
真姫「そ、そんなこと言えるわけないじゃない!」
まこ「……なんで?」
なんでって……。
私にはそんなこと言える資格はないもの。
ふられちゃったし、今更……。
小さな声で私はそう呟いた。
それに彼女は、
まこ「恋人じゃなくても、友達だもん」
まこ「心配なのは当然じゃないの?」
そんな風に答えた。
もし噂が本当だとしたら、余計に言わなきゃ!
後悔しちゃうよ?
まこちゃんの言葉。
それに私は揺れる。
そして、まこちゃんはさらに言葉を続けた。
まこ「素直になるんだよね?」
それは、いつかの私が独白のように、まこちゃんへの手紙に書いたことで。
そして、まこちゃんと高校が離ればなれになる時に思ったことでもあった。
――――――
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