過去ログ - P「伊織か?」伊織「お兄様!?」 Re:
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163: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/15(水) 23:28:02.52 ID:SlLbhsx80
ひかり「今日はありがとうございました。Pさんかっこよかったです」

P「そんなことありませんって……」

ストレートな言葉にどう対応していいのか、処理が鈍くなってしまう。

ひかり「Pさん謙遜ばっかりですね」

ひかりちゃんは俯きがちで、時たま視線をあげたり、横にずらしたりしていたが、やがて口を開く。

ひかり「……では私はそろそろ失礼します。またお会いできるのを楽しみにしてます」

顔に笑顔を張り付けて行ってしまった。

P「ひかりちゃん!」

ひかりちゃんは立ち止まって振り返る。

あんな顔されたら、引き止めないわけにはいかない。

P「俺も次に会うの楽しみにしてるから!」

どうしてこの口調で言ってしまったのかわからない。

けれど俺はそれでよかったと思う。

彼女の笑顔を引っぺがしてその下に隠れてたとても素敵な表情を見せてくれたのだから。

そして会釈して彼女は今度こそ戻っていった。

P「はは……ダメだな俺」

彼女のアイドルとしてではなく女の子としての魅力を感じてしまって、心の中で自分に毒づく。

彼女はアイドル……。彼女はアイドル……。邪な気持ちを持つんじゃない。

まあ俺だって男だし……。そういうのは多少しょうがないことで……。

この仕事はじめてから処理してないし……。

言い訳はよくない。最初にそう決めたんだし……。



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