過去ログ - P「伊織か?」伊織「お兄様!?」 Re:
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◆K6RctZ0jT.
[saga]
2015/04/12(日) 00:20:29.85 ID:bOdoSl9s0
P「何でそれが俺に近づくことになるんだ?」
伊織「お兄様は家を追い出された日に何もかも失ったわ」
P「そうだな。お坊ちゃまの俺は高木社長がいなかったら死んでたな」
伊織「それでもお兄様は自分一人の力で生き抜いてこれたのでしょ?」
P「自分一人じゃないよ。社長に助けられて音無さんに支えられて、その前だってお前や兄貴、親父と一緒に育ったさ」
伊織「いいえ、お兄様が自分で考えて行動したことに変わりはないわ。私もそうしたかったの。お兄様の苦難を私も……。そう思って高木社長の申し出を受け入れた」
P「そうか。お前も自分の覚悟があったみたいだな」
伊織「当たり前よ。でも、やっぱり私は何も失ってない。お兄様の状況とはずいぶんかけ離れているわ」
P「やめとけ。近づこうとする必要がないってことなんだよ」
伊織「私がそうしたいの、お兄様には関係ないでしょ?」
P「そうだな。お前の意思をどうこうできないが、俺が関係ないなんて言うな。関係大有りだろ」
伊織「……」
P「とにかく、俺が知らない伊織のこと聞けて充分だ。面談はおしまいだ」
伊織「あの、お兄様……」
P「まだ何か?」
伊織「もうちょっと、このままでもいい……?」
伊織の懇願するような表情と甘い声に俺は声を出すことも動くこともできなくなる。
P「……あとちょっとな」
ようやく絞り出した言葉がそれだった。
その後、今回の面談がみんなのモチベーションアップにも繋がったようで、仕事も順調に進みはじめた。
それとなぜか、アイドル達が積極的に俺に構ってくるようにもなった。
頼られるのは素直に嬉しいが、振り回されるのは勘弁してほしい。
『プロローグ』『宣材写真』『面談』 終わり
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