過去ログ - P「伊織か?」伊織「お兄様!?」 Re:
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363: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/18(土) 20:42:24.13 ID:bGfeJTyV0
自分の素の姿をばらされて響は慌てる。……確かに、自分の普段の態度を、他人から周りに言いふらされるのは恥ずかしい。

会場からくすくすと笑い声が聞こえる。

嘲笑という感じではなく、好意的な笑いだ。

美希「もっと貴音を見習うの! 貴音は初めてでもこんなに堂々としてて響とは大違いなの」

響「見習って口数減らしたんじゃないか!」

美希「……だって。貴音からも何か言ってよ」

美希は貴音に振り向き、話を振る。

貴音「私ですか……はて、お腹がすきましたね……」

響「自由っ! いいの貴音!? ていうか今、空腹かどうかは関係ない話だったでしょ!?」

貴音「いえ、私には食のことしか頭にありません」

響「ダメだぞ! ファンのことしか考えちゃダメだぞ!」

美希「ミキも問題ないって思うな。ミキも眠いの……あふぅ」

響「自分こんなユニットでやっていけるのか不安になってきたぞ……」

ていうか何だこいつら、漫才始めやがった。

客席からは普通に笑い声をあげる人もいる。

美希「というより、響も緊張が解けてきたんじゃない?」

響「そう言われるとなんだか緊張してきた……」

美希「とりあえずもう一度自己紹介をするの!」

響「えー!? もういいよ……」

美希は強引にマイクを響に手渡した。



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