過去ログ - P「伊織か?」伊織「お兄様!?」 Re:
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◆K6RctZ0jT.
[saga]
2015/04/18(土) 20:42:24.13 ID:bGfeJTyV0
自分の素の姿をばらされて響は慌てる。……確かに、自分の普段の態度を、他人から周りに言いふらされるのは恥ずかしい。
会場からくすくすと笑い声が聞こえる。
嘲笑という感じではなく、好意的な笑いだ。
美希「もっと貴音を見習うの! 貴音は初めてでもこんなに堂々としてて響とは大違いなの」
響「見習って口数減らしたんじゃないか!」
美希「……だって。貴音からも何か言ってよ」
美希は貴音に振り向き、話を振る。
貴音「私ですか……はて、お腹がすきましたね……」
響「自由っ! いいの貴音!? ていうか今、空腹かどうかは関係ない話だったでしょ!?」
貴音「いえ、私には食のことしか頭にありません」
響「ダメだぞ! ファンのことしか考えちゃダメだぞ!」
美希「ミキも問題ないって思うな。ミキも眠いの……あふぅ」
響「自分こんなユニットでやっていけるのか不安になってきたぞ……」
ていうか何だこいつら、漫才始めやがった。
客席からは普通に笑い声をあげる人もいる。
美希「というより、響も緊張が解けてきたんじゃない?」
響「そう言われるとなんだか緊張してきた……」
美希「とりあえずもう一度自己紹介をするの!」
響「えー!? もういいよ……」
美希は強引にマイクを響に手渡した。
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