過去ログ - P「伊織か?」伊織「お兄様!?」 Re:
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440: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/19(日) 11:26:40.44 ID:Uu68IzgT0
春香「……生きづらい世の中ですね」

P「ああ、生きづらい世の中だ」

しばらく沈黙するがすぐに春香の家まで着いた。

家の前では春香の母親が出迎えてくれた。

「いつも娘がお世話になってます……」

P「いえ、こちらこそ」

「どうですか、春香は?」

春香「お母さん、恥ずかしいよ!」

P「はい、とても真面目に頑張っていて私まで元気をいただける理想のアイドルの一人です」

春香は俺の方を見ると顔を赤らめ、春香のお母様に強くしがみついた。

「まあ……。それを聞いて安心しました。今後も春香のことをよろしくお願いします」

P「はい、任せてください!」

俺は失礼しますと断り、その場を後にした。

「真面目でかっこいい人ね、春香?」

春香「え? いや、ずっと見てるし、かっこいいかどうかはわかんないよ」

「まあ、ずっと見てるなんて春香メロメロ?」

春香「ち、違う違う! もう一年以上プロデューサーやってるから見慣れてるってだけ!」

「そう。……じゃあ彼のこと好きじゃないの?」

春香「す、すす好きぃ!? ……確かに嫌いじゃないけど! 嫌いじゃないけど……」

母親に取り乱される春香は、耳まで真っ赤に染まっていた。

春香「……よくわかんない」

「そう。……まあ頑張りなさいな、アイドル」

春香「……うん」

母親というのは何でもかんでも知っているものなのだ。

『ゆっくり進んでいこう』   終わり



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