過去ログ - P「伊織か?」伊織「お兄様!?」 Re:
1- 20
811: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/08/13(木) 23:30:59.03 ID:Qf8kntCB0
「何かお探しですかぁ?」

P「ええ、女性に贈るチョーカーを探してまして」

「チョーカー……」

一瞬、やや強張った表情になりつつも、取り繕ったように笑顔を素早く貼り付けるお姉さん。

「でしたら、こちらです〜」

ずらっと並ぶチョーカー。商品のスペース自体は小さいが、種類は豊富だった。

P「……じゃあ、これで」

ほぼ即決で商品を指し示す。黒の革地で、紫の花がサイドに装飾された商品だ。一目見てピンときた。

あとは昼食を一緒に食べるときにあずさに渡してしまおう。喜んでくれるだろうか。彼女が付けてくれなきゃ元も子もないから。

休憩としては長いが、お昼になるまであずさを待つことにした。

あずさ「お待たせしました〜」

P「おう、割と早かっだ……げほっ、えほっ!!」

俺がむせかえってしまったのは、あずさが首を隠さずにやってきたからである。

あずさ「だ、大丈夫ですか〜?」

P「……あのな……首を隠せ」

俺はしばらく咳き込んだ後にそう答えた。昨日の時点ではそこまでではなかったのだが、今見てみるとかなり目立つ。

というか、視線が吸い込まれていくと言うか……。どことなく色気が漂ってる。

周囲の男たちの目線があずさを拾って、次に俺を拾って、つまらなそうに元に戻す。悪かったね、俺で。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
830Res/740.87 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice