過去ログ - P「伊織か?」伊織「お兄様!?」 Re:
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822: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/08/13(木) 23:39:41.25 ID:Qf8kntCB0
最初は呆然唖然としていた俺はなんとか彼女の肩を掴み、引き離す。

そのときのあずさは、目を見開き、少しだけ俺と視線を交わし、困ったように目を伏せるだけだった。

P「アイドルがこんなことしちゃいけないよ」

俺はまっすぐに、合わせてくれないあずさの目を見つめてなお言った。

P「急がなくても、いつまでも待ってるから」

そう言って抱きしめた。

あずさは小さく悲しみとも安堵ともとれない息を漏らし、俺を抱き返してくれた。

あずさ「待たなかったら、後で怖いんですからね……」

彼女はいじけたように言った。

それからしばらくして、最近、ちょっと困ったことがある。

あずさ「ただいま戻りました。プロデューサーさん。……ふふっ!」

それはあずさが迷わなくなったことだ。



『あずさ』   終わり



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